What is it to be human being?
人間であることとは?
常に投げ掛けられてきた問いがあります – アートは鏡なのか、あるいは灯なのか?
それは自分自身と自分の目的を映し出す手段なのか?
それとも未知をのぞき込む方法なのか?
[生]が私に何かを明らかに提示した時、私は何らかの形で
常に創造的に[応答/レスポンス]しています、
だからアートを作らずにはいられないのです。
探求し、感嘆し、応答するよう、私たちの魂に[生]が呼びかけているように、私は感じます。私の創造的なプロセスにおいて、[応答する]ということは、(こうしたらこうなるといった)直線的なものでもなく、あらかじめ作られたヴィジョンでもありません。むしろ、今この瞬間のようなオープンマインドと変化する覚悟が求められるのです。
今回の新作のコレクションは、私がイメージを創る中での現在進行中のいくつか複数の方向性が示されています。私は連続して異なるテーマの作品に取り組むことがありますが、それらは互いに影響し合い、共通し合う傾向があります。例えば、今回展示されている’Jubilee’ シリーズは、リズミカルな動きを使った線を描く方法で構成され、‘Score’ シリーズは音楽への視覚的な応答で、このテーマは音楽家が読み演奏する楽譜のように、音楽を聴くことから生まれたリズムを持ち、直感的に創られた視覚的な言語です。
今回の個展のタイトル「DIAPASON」は音楽用語で、膨張していく調和音、
単調というより一致した重なるひとつの音(ユニゾン)を意味します。
また、音楽的文脈の関係として、創造的なアイデアが閃くとイメージが素材に展開し始めます、この手法は常にコンセプトと同等なインスピレーションとなっています。
インスピレーションと表現の型の間にある継続的な関連性は、私のすべての絵の基礎を形成しています。
テクノロジーの急速な進歩と、私たちの暮らし中にAIの出現が増えていくのを見ていると、
私たちは今、人間であることの意味を問いに真正面から直面しています。
私たちが単に実存的な偶然や結果であるとは思いません。 私たちは誰もが普遍的な意識のスパークであり、日常を超えて成長し、 意識的であることへ進化していく深い願望を持っています。 人間であることとは? −
今まさに創造的な人々へ、この問いが[応答]と[責任]を求めています。それは問いに答えるのはなく、個性的であることとは何か?そして大きな連続性の一部であることとは?と、人間がおかれている状況への集合的な探求を呼び起こしています。
Sidd Murray-Clark
ARTWORKS
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Unstruck Bell
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Maybe Moth
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Stamped
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Epic of Gilgamesh
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Good Place To Be
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Jubilee – study for musical score
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Jubilee – Parade
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Jubilee – Festival
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Jubilee – River picnic
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Concerto For Grass #1
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Concerto For Grass #2
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Musical Score For Amphyron
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Syncopations
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Mathemusica
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Absence Presence
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Night Music
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Heartogram #1
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Verses In The Void
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Heartogram #2
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Now’s Mirror
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The Open Secret
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Give and Take – Sails
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Give and Take – Red/Green
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Give and Take – Olive
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Give and Take – Silver/Magenta
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Good News
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Putting on my favorite socks
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Pink Panes
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Gout de L’oeil #1
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Gout de L’oeil #2
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Gout de L’oeil #3
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Gout de L’oeil #4
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Gout de L’oeil #5
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Feather Free
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Sweep Of A Fan
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Moon Behind The Moon
PROFILE

Sidd Murray-Clark is an artist, designer and teacher who works and exhibits his art in Asia and Europe.
シド・マリークラークは、アーティスト、デザイナー、そしてティーチャーであり、アジアやヨーロッパで自身の作品を発表しています。
Sidd is an artist writer and teacher.
He shares his creativity to help expand consciousness and sensibility in people’s lives and their environment.
シドはアーティストであり、またライター、ティーチャーでもあります。
彼は自らのクリエイティビティを分かち合うことで 人々の人生や環境における感受性と意識の広がりを助けます。
彼は内面の世界と外の世界の両方を探求し、その二つの世界の間にある生き生きしたつながりに働きかけます。
ARTIST PROFILE | プロフィール
BIOGRAPHY
Sidd was born in Edinburgh, Scotland.
His very early years were spent in Singapore, before returning to England for his formal education.
He studied stage design for theatre and television and received a degree at Central School of Art, London.
He then received a post-graduate diploma in art education at London University, and a Calouste Gulbenkian Foundation scholarship.
His creative life has involved landscape and architectural design as well as writing, illustration and graphic design for publishing, while living in many countries both East and West.
He currently lives in Japan, holding exhibitions and teaching inspirational creativity workshops.
<経歴>
スコットランド・エディンバラで生まれる。
幼少期をシンガポールで過ごした後、イングランドに戻り教育を受ける。
ロンドンのセントラルスクール・オブ・アート(セントラル・セント・マーチンズ)
にて、舞台デザインの学位を取得。
後に、カルースト・グルベンキアン財団の奨学金を受け、ロンドン大学のアート教育における大学院学位を取得。
シドの創作活動は、多くの国における在住経験の間に、景観設計や建築デザイン、執筆、出版物のイラストレーションやグラフィックデザインなど多岐にわたる。
2006年より兵庫県西宮に在住。
<アートエキシビション略歴>
1976 |
Beaminster Gallery, Somerset UK |
1992-1995 |
Pune, India |
1996 |
Regency Hotel Group, Maharashtra India Oberon International Group, India & Singapore |
2000 |
Neoteric Studios, California, USA |
2001 |
Marin Country Open Exhibitions, California, USA Sausalito Art Festival, California, USA |
2002 |
Living Gallera, solo exhibition, Amsterdam, Netherland Open Studios Exhibitions, California, USA |
2003 |
Ironstone Gallery, Annual artists exhibition, California, USA Period Gallery, Nebraska, USA |
2004 |
Tadu Contemporary, New Mexico, USA |
2005 |
Arte-Misia Gallery, Arizona, USA |
2006 |
Arte-Misia Gallery, Arizona, USA |
2007 |
個展 ギャラリーほりかわ(神戸・三宮) |
2008 |
個展 ギャラリーほりかわ(神戸・三宮) 個展 HYGGE SPACE(神戸・三宮) |
2009 |
合同展 ヒルサイドテラスギャラリー(東京) 個展 スターポエッツギャラリー(東京) |
2010 |
個展 スターポエッツギャラリー(東京) |
2011 |
Aloka Creative Center, Brighton, UK
個展 ギャラリーほりかわ(神戸・三宮) 個展 スターポエッツギャラリー(東京) |
2012 |
個展 一畑百貨店美術サロン(島根・松江) 個展 スターポエッツギャラリー(東京) |
2013 |
個展 スターポエッツギャラリー(東京) |
2014 |
個展 スターポエッツギャラリー(東京) 個展 あじさいギャラリー(神戸・三宮) |
2015 |
個展 オーラソーマインターナショナルカンファレンス(東京) 個展 法然院(京都)スターポエッツギャラリー主催 個展 Unica creative space(東京)Unica creative space・スターポエッツギャラリー主催 |
2016 |
個展 アートスペース余花庵(京都) 個展 Unica creative space(東京)Unica creative space・スターポエッツギャラリー主催 |
2017 |
コラボレーション展 スターポエッツギャラリー(京都) 個展 Unica creative space(東京) 個展 アートスペース余花庵(京都) |
2018 |
コラボレーション展 スターポエッツギャラリー(京都) 個展 愛でるギャラリー祝(東京) |
2019 |
個展 スターポエッツギャラリー(京都) |
Design / Teaching
1974 –1978 |
Small-works Theatre Design Group Lecturer at Central School of Art & Design St Martins, London |
1981- 1986 |
City planning and landscape design, Oregon USA |
1988 |
Book Designer & illustrator for Labyrinth Books Firenze, Italy |
1989 |
Co-authored ‘History of the Future’- published by Simon & Schuster |
1989-2000 |
Returned to India to develop the Osho Meditation Resort, Pune, Masterplans for eco-recovery parks and large residential projects. |
2000 -2004 |
Neoteric Studios, multi design group in CA, USA |
<デザイン>
現代バレエと、クラシックバレエのプロダクションに参加 ヨーロッパ、インド)
ランドスケープデザインとガーデンデザイン (インド、アメリカ)
グラフィックデザインとイラストデザイン(アメリカ、イギリスの出版物)
<講師経歴>
セントラルスクールオブアートの講師
アメリカ、ヨーロッパ、日本においてペインティングワークショップ開催
現在、日本、中国にてワークショップを定期的に開催。